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犀の角 [言葉/気持ち]

中村元さんの「ブッダの言葉」の一節を思い出しました。

「犀の角のようにただ独り歩め」

言葉とは曖昧なものなのですね。
というのも「犀」(サイ)という生き物を目の当たりにしたことがないのですし先入観が働いてブッダが「犀の角」と形容した言葉に込めた深意を知ることは難しいのです。
でもこの言葉を聞く人には大切な言葉だったから言葉は文章になり時代を超え、それを聞く僕は禅の公案を示されたように考える。楽しい空想ですが。

文章として時代を超えて残っていく言葉と、口から溢れてリアルタイムに心ふるわせる言葉。
似ているのですが違うんだなぁと思いました。

<参考サイト> Thanks!! 多謝!!
犀の角のようにただ独り歩め(ブログ)
サイの生態
公案禅の解説

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難しい言葉…

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コメント 2

keco

はじめまして
私のブログに、ご訪問いただきまして、ありがとうございます
「ことば」とは曖昧なものであるがゆえに、
「ことば」を大切にする人を大切にしたいと思っています
by keco (2005-05-21 10:39) 

binten

「ことば」とは曖昧なもの、雪のように消えてしまうものですね。
年追うごとに寡黙になるのは言葉の効能と反作用が少しづつ分かってきたからなのでしょうか?。
肝心な一言が話せるなら他はもうどうでもいいなぁと。

心をぴったりと表現した言葉が出ないのはボクの心が汚れているのか、単に表現が下手なだけなのか・・・。
慣れないシチュエーションって怖いんですよ。
ふと気がつけばろくでもない事喋っちゃって。
そんな恐怖心を内に秘めながらどんどん外に出て行こうと思っています。(ショック療法?)

コメントありがとうございました。(^O^)
by binten (2005-05-24 06:42) 

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