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蒜山縦走 [山]

<蒜山三座>
岡山県北の蒜山高原北部に東西に横たわる連山。
上蒜山、中蒜山、下蒜山の連山でいずれも標高1,200m、高低差600m程度。
傾斜が厳しく縦走は中上級者向けとされる・・・らしい。

<縦走について>
距離:6km程度

駐車場:
上蒜山スキー場の駐車場が無料開放
中蒜山は塩釜冷泉ロッジの駐車場を使用(要許可)
下蒜山登山口に5,6台の駐車場が無料開放

特徴:
上蒜山:
登山は距離はあるものの難易度は低い。岩盤が露出した箇所が多く風化が進んでおり落石に注意。上蒜山頂上は縦走ルートから外れており注意が必要。
頂上は木々に阻まれ眺望は望めない。6,7合目あたりから9合目は大山が間近に望め眺望良し。

上蒜山~中蒜山:
中蒜山側に下山時急坂あり。中蒜山へのルートは難易度低し。
中蒜山頂上は眺望良。

中蒜山~下蒜山:
アップダウンを繰り返すが難易度低し。ただし稜線上を歩くルートは踏み外すと絶壁を落下することになる。確実な歩行技術が必要。

中蒜山~塩釜登山口
ルート上のほとんどが木々に覆われており滑りやすい。

下蒜山:
9合目~7合目は三座中最も危険な急坂。5合目~3合目も急坂が続く。
下蒜山頂上の眺望は三座中最も良好との意見が多い。
雲居平(乙女平)も素晴らしい。

<写真など>


上蒜山駐車場
たった5台・・・
登山道は草木に征服されんばかりの勢いでした。
途中、登山道がわずかに崩落した箇所に草木が掛かっていて危うく転落しそうになった

 

 


私の自転車と今回の装備
自転車は折りたたみ式、通販で¥9,800で購入したもの。
本格的なサイクリングには向かない。
実は登山そのものよりも下蒜山への自転車移動が一番疲れた。

 

 


サイクリング中に上蒜山と中蒜山を撮る
下蒜山はまだ見えない

 

 


羽根がルビーのように輝くトンボ
美しかった
キラキラ輝く野いちごも目にも体にも美しかった。

 

 


下蒜山の急坂と頂上
転落すればまず助かりそうにない
縦走で最も怖いポイントのひとつ

 

 


下蒜山の急坂より雲居平(乙女平とも)を望む
雲居平は蒜山縦走中、最も楽しい区間のひとつだろう

 

 


ユートピアから中蒜山ピークを望む。
中蒜山には塩釜からの登山も可能。

 

 


上蒜山頂上
ここは縦走ルートからは外れており注意が必要。
しかし頂上にしては寂しいな。
風景もない。

 

 


上蒜山からの下山途中鎗ケ峰付近より大山を望む。

 

 


上蒜山下山後百合原牧場の風景

 

 


下山後新庄村に立ち寄る
『蛍』を狙うためだ
新庄村のメインストリートと夕焼け
右側の山は4月末に登った毛無山(ケナシガセン)
新庄村のメインストリートは赤い瓦の旧脇本陣などが保存され美しい。

 

<出発時点から失敗続き>(反省)
今回は反省点が多い。多すぎる。
出発時刻が朝6時になってしまうという致命的な失敗を冒してしまった。
慌てて誤って鳥取県江府町に出てしまうという大回りの後上蒜山スキー場の駐車場到着は午前9時半頃。
自転車での下蒜山移動や気温対策を考えると午前4時頃到着しても決して早過ぎない。
下、中蒜山には登頂したものの水を含んだ黒土は滑りやすかった事、上蒜山からの下山は前回の登山で2時間以上掛かったこともあり中蒜山から塩釜冷泉へ下山。しかしあと2時間早く現地到着していれば上蒜山も登頂できたはず。
先週の大山登山ではあまりにも登山者が多すぎ、他の迷惑にならないよう本来のペースよりも大幅に早く登ろうとする人が目立った。
私もその1人で、少し広い場所に出ると途端に休憩を入れてしまう。
今回の蒜山登山では前回のクセが定着してしまったのではないかという状態だった。
もう少し持久力を高めなければならない。
下山後新庄村で夜を待ち『蛍』を狙う。
まだ気温が新庄村で蛍が見られるにはあと1週間程度必要だろうとの事だった。
スモールライトを点灯したまま寝込んでしまったためバッテリーがあがってしまった。
気が付いたのは夜9時。
慌ててバッテリー充電器を使って充電してみたもののうまくいかない。
新庄村は岡山県で2つだけ残った『村』。
近隣に宿泊施設はない。
結局シュラフで車中1泊。
人気がなくカエルの合唱が心地よい。
月が綺麗だった。
翌朝、地元の人から紹介してもらった車屋さんに『救出』してもらう。
帰宅は翌朝7時。


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