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鷲峰山(じゅぶうさん、398.4m、岡山県旧真備町・矢掛町)  [山]

この山、好きです。
生活の山って感じで。
多分人がこの地に住み着いてから愛され、霊山として敬われた山。

緩い山道を30分ほど歩くと平坦地に出てこんな建物が目に入りました。

お寺の門ですね。

よく見ると平坦地は水路が引かれ区画があり水田跡だったよう。

棒沢寺。
高野山真言宗別格本山の専修道場。
昭和32,3年ごろの火事で廃寺に。
先に目にした廃れた田んぼを耕し自給自足していたのでしょうかね。
この山の雰囲気も「小さな高野山」といった雰囲気がなくもありません。
この廃寺になった棒沢寺ですが鎌倉時代の作とされる「両頭愛染明王像」を所蔵し、寺消失後の現在は岡山県立博物館を所蔵となっています。

さらに進むと廃寺の跡にたどり着きました。


鷲峰山もまた縦走路がある模様。
縦走路はこちらのサイト

「毘沙門天磨崖仏」も見られます。


さらに10分歩くと中国電力の16番鉄塔付近が頂上。

静かです。
眺望は山また山といった感じですが、美星天文台などを眺めました。
穏やかな陽射し、鳥の鳴き声、風の音、空の眺めを楽しみました。

<参考>
 ・鷲峰山登山関連
  鷲峰山・高山
   岡山の山を歩こうサイトより
  鷲峰山398.4m 高山384.7m 登山コース(岡山県倉敷市、矢掛町、総社市)
   岡山県の山より


 ・磨崖仏関連
  石の仏
   全国の磨崖仏のデータベース的なサイト
  磨崖仏を訪ねて
   磨崖仏の全国リストです。
   磨崖仏の魅力
   日本の磨崖仏の宝庫大分の磨崖仏の写真付サイト

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日差山-福山(朝原山)縦走 [山]

日差山-福山(朝原山)往復縦走してきました。
往復とした理由は単純明快、単独行だから。(寂)
10:15スタート、18:00到着。
復路は日暮れとの競走でした。(笑)
コースはこちらの御方のページが詳しいです。
今回の縦走に先立ち参考にさせていただきました。感謝します。
吉備の低山の縦走なんて楽勝々々、と思っていたのですが甘い甘い。
疲れ果てました。
往復したからだろって説もありますが・・・。

 この暗い道を出れば一面のパノラマが眺められる・・・。

想定外に自然豊かな縦走でした。


 巨岩より倉敷を眺める。



 往復達成したときには夕闇が迫っていました

倉敷にもあんな美しい自然が残っているなんて・・・。
感動。

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蒜山縦走 [山]

<蒜山三座>
岡山県北の蒜山高原北部に東西に横たわる連山。
上蒜山、中蒜山、下蒜山の連山でいずれも標高1,200m、高低差600m程度。
傾斜が厳しく縦走は中上級者向けとされる・・・らしい。

<縦走について>
距離:6km程度

駐車場:
上蒜山スキー場の駐車場が無料開放
中蒜山は塩釜冷泉ロッジの駐車場を使用(要許可)
下蒜山登山口に5,6台の駐車場が無料開放

特徴:
上蒜山:
登山は距離はあるものの難易度は低い。岩盤が露出した箇所が多く風化が進んでおり落石に注意。上蒜山頂上は縦走ルートから外れており注意が必要。
頂上は木々に阻まれ眺望は望めない。6,7合目あたりから9合目は大山が間近に望め眺望良し。

上蒜山~中蒜山:
中蒜山側に下山時急坂あり。中蒜山へのルートは難易度低し。
中蒜山頂上は眺望良。

中蒜山~下蒜山:
アップダウンを繰り返すが難易度低し。ただし稜線上を歩くルートは踏み外すと絶壁を落下することになる。確実な歩行技術が必要。

中蒜山~塩釜登山口
ルート上のほとんどが木々に覆われており滑りやすい。

下蒜山:
9合目~7合目は三座中最も危険な急坂。5合目~3合目も急坂が続く。
下蒜山頂上の眺望は三座中最も良好との意見が多い。
雲居平(乙女平)も素晴らしい。

<写真など>


上蒜山駐車場
たった5台・・・
登山道は草木に征服されんばかりの勢いでした。
途中、登山道がわずかに崩落した箇所に草木が掛かっていて危うく転落しそうになった

 

 


私の自転車と今回の装備
自転車は折りたたみ式、通販で¥9,800で購入したもの。
本格的なサイクリングには向かない。
実は登山そのものよりも下蒜山への自転車移動が一番疲れた。

 

 


サイクリング中に上蒜山と中蒜山を撮る
下蒜山はまだ見えない

 

 


羽根がルビーのように輝くトンボ
美しかった
キラキラ輝く野いちごも目にも体にも美しかった。

 

 


下蒜山の急坂と頂上
転落すればまず助かりそうにない
縦走で最も怖いポイントのひとつ

 

 


下蒜山の急坂より雲居平(乙女平とも)を望む
雲居平は蒜山縦走中、最も楽しい区間のひとつだろう

 

 


ユートピアから中蒜山ピークを望む。
中蒜山には塩釜からの登山も可能。

 

 


上蒜山頂上
ここは縦走ルートからは外れており注意が必要。
しかし頂上にしては寂しいな。
風景もない。

 

 


上蒜山からの下山途中鎗ケ峰付近より大山を望む。

 

 


上蒜山下山後百合原牧場の風景

 

 


下山後新庄村に立ち寄る
『蛍』を狙うためだ
新庄村のメインストリートと夕焼け
右側の山は4月末に登った毛無山(ケナシガセン)
新庄村のメインストリートは赤い瓦の旧脇本陣などが保存され美しい。

 

<出発時点から失敗続き>(反省)
今回は反省点が多い。多すぎる。
出発時刻が朝6時になってしまうという致命的な失敗を冒してしまった。
慌てて誤って鳥取県江府町に出てしまうという大回りの後上蒜山スキー場の駐車場到着は午前9時半頃。
自転車での下蒜山移動や気温対策を考えると午前4時頃到着しても決して早過ぎない。
下、中蒜山には登頂したものの水を含んだ黒土は滑りやすかった事、上蒜山からの下山は前回の登山で2時間以上掛かったこともあり中蒜山から塩釜冷泉へ下山。しかしあと2時間早く現地到着していれば上蒜山も登頂できたはず。
先週の大山登山ではあまりにも登山者が多すぎ、他の迷惑にならないよう本来のペースよりも大幅に早く登ろうとする人が目立った。
私もその1人で、少し広い場所に出ると途端に休憩を入れてしまう。
今回の蒜山登山では前回のクセが定着してしまったのではないかという状態だった。
もう少し持久力を高めなければならない。
下山後新庄村で夜を待ち『蛍』を狙う。
まだ気温が新庄村で蛍が見られるにはあと1週間程度必要だろうとの事だった。
スモールライトを点灯したまま寝込んでしまったためバッテリーがあがってしまった。
気が付いたのは夜9時。
慌ててバッテリー充電器を使って充電してみたもののうまくいかない。
新庄村は岡山県で2つだけ残った『村』。
近隣に宿泊施設はない。
結局シュラフで車中1泊。
人気がなくカエルの合唱が心地よい。
月が綺麗だった。
翌朝、地元の人から紹介してもらった車屋さんに『救出』してもらう。
帰宅は翌朝7時。


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蒜山縦走(蒜山三座) [山]

 


ユートピアから中蒜山ピークを望む。
中蒜山には塩釜からの登山も可能。

 

本日蒜山三座縦走を決行。
疲れた。怖かった。楽しかった。
4:30自宅(倉敷市)出発
7:30犬狭峠の登山口駐車場到着
8:00下蒜山に向け出発
9:30~8:45あまりの強風と下山者待ちのため笹っ原にて待機
9:30下蒜山山頂到着
11:15中蒜山山頂到着
12:45上蒜山山頂到着
13:15上蒜山山頂付近で迷走、復帰
14:45駐車場に下山
15:00タクシーにて犬狭峠駐車場到着

蒜山三座は東西に並んでおり、公道はほぼそれに平行してる。
縦走を終えてタクシーで出発地点に戻る道すがら自ら歩いた行程を思い不覚にも感激してしまった。
精神的に一番苦しかったのは下蒜山登頂。
ここは風洞実験室か、というほど経験したことのない暴風にさらされ、身の危険を感じた。今年は5月には行ってから異常に風が強いとの事。山頂へ向かう道は断崖絶壁のようで鎖を力いっぱい握り締め風で飛ばされないように岩と鎖にしがみつきながら登った。11:000~13:30の間は風が弱まり歩きやすかった。
同時間帯に出発された方全員下蒜山登頂後、きびすを返して下山される中一人きりで縦走を続けたのだが「この選択でよかったのだろうか」と中蒜山頂上到着まで自分を疑い続けた。
肉体的に苦しかったのは上蒜山。午後に差し掛かり風が弱まったこともあり体感温度が上昇したびたび小休止を入れた。
稜線を歩く縦走。ここもまたもう一度歩いてみたい場所になった。
蒜山三座縦走は上蒜山からの方が人が多かったし、下蒜山側は自動車10台の駐車スペースもない。(上蒜山側は大きな駐車場有)
個人的には下蒜山からのルートが気に入った。
が、疲れた・・・。
連休中もうひとつくらい大きいのに挑戦してみたい。

 


怖かった下蒜山の急傾斜を雲居平より。
小さい点のように見えるのは下山者。
この方たちから頂上付近の情報を聞いてから縦走継続を決意した。
雲居平は一面の笹野原。しかし笹には葉が一本も生えていない。(普段から風の強いゾーンなのだろう)
また早朝という風の起こりやすい時間帯である。
ガスを通して太陽がぼんやり見えたため天候は好転し風も和らぐだろうと判断。

 

 


上蒜山頂上
ここで迷走してしまった。
実は上蒜山頂上は縦走ルートからは外れており注意が必要。
しかし頂上にしては寂しいな。
風景もない。

 

 


上蒜山からの下山途中鎗ケ峰付近より大山を望む。

 

 


上蒜山下山後百合原牧場の風景

 

<感じたこと>
・下蒜山登頂時に岩にしがみつきながら登った。蒜山の羽虫たちも同じように飛ばされないように岩にしがみついていた。羽虫も人間も大差ないなぁ。なんてね。
・広い広い蒜山三座では人の存在それ自体意義がある。
孤独な山行でした。山頂を除けばすれ違う人に会うのは1時間に1人もいない。人恋しくなるんですね。同時に反対方向からやってきた彼らは情報も下さる、例えば「中蒜山近くにちょっとした雪渓を歩かねばならないよ」とか。
・連休中ほとんど毎日山歩きしていたような気がする。体に負担の掛からない歩き方があるのだろうけれど力任せに歩いたためか右足首が痛い。関節がすこし炎症を起こしているのかもしれない。ヒアルロン酸でも飲もうか・・・。そんな歳ではないのだけれど。

<教訓>
・折り畳み自転車を車載するさいは鍵を確認せよ(本当は上蒜山側に自転車を置いて縦走終了後出発点に自転車で戻ろうと目論んでいた。)
・現地への往復の交通ルートも事前に確認しとけ(帰路、日もとっぷり暮れた後とんでもない山道を40km近く走る羽目になった。)
・Tシャツよりポロシャツにしとけ(後日ザックで日焼けした首の周りが擦れて痛い・・・。)

<リンク・TB>
 ⇒湯原湯郷郷入浴施設のご案内


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経山 岡山県総社市 374m [山]



経山~鬼城山への縦走。
砂川公園駐車場に車を止めて出発。
経山山麓にも駐車場あり。

緩やかな傾斜の道が2,300m続いた後急勾配。
足元、バランス気をつけて。

経山城跡到着。

経山城跡から鬼ノ城を眺める。



経山城跡からルートを見失うことがあるので、城跡に入る際は目印を立てておいた方が良い。

経山城から鬼城山へのルートは容易にたどり着ける。

アスファルトの道を避けて登る。

道すがらこんな場所を見つけたり・・・。

経山、鬼城山のあたりの山は風化花崗岩でできており昔は大雨のたびに土石流を起こしたのだとか。昭和14年からこの地の治山事業が始まりその結果子のような巨大な池ができたり堰堤が設けられたりしたようだ。


吉備の低山も美しい。



本日の所要時間

2:30砂川公園-砂川公園を散歩、砂川の森遊歩道-3:00経山登山道-4:00経山山頂-迷走-5:00公道へ-6:00道草しながら砂川公園駐車場へ

<リンク/TB>

 ⇒経山

  ホームページの大山の画像もお勧め。

 ⇒沸茶の庵

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